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猫の主要な皮膚疾患

2009/12/01

猫の主要な皮膚疾患

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1、好酸性肉芽腫症候群

症状

イ、好酸球性プラーク、好酸球性局面形成:ノミの寄生などによる過敏反応。部位:鼠径部、会陰部、大腿部、脇など。

ロ、好酸球性肉芽腫:遺伝、過敏症。部位:大腿部、口唇部、顎部、口腔内など。

ハ、無痛性潰瘍:遺伝、過敏症。部位:上唇部。

季節に関係することがある。

診断

専門家による病理検査。

治療

ノミの駆除、食事療法(除去食試験)、コルチコステロイド、免疫抑制剤、インターフェロン、抗生物質、外科手術など。

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2、食物反応による皮膚病

食物に含まれている物質が原因で皮膚に痒みが生じます。非季節性が特徴です。特定の成分に対して、即時型、遅延型の反応を起こします。食物不耐性も原因です。猫で多く見られる皮膚病です。グルココルチコイドに対する反応は乏しい。

症状

膿皮症、膿庖、赤班、フケ、局面形成、色素過剰、苔癬化、ジンマシンなど、身体のあらゆる部位が皮膚病になります。

診断

除去食試験

治療

ノミの駆除、食餌療法、アトピーの治療、抗生物質の投与。低アレルギーの玩具を与える。

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3、 猫の脱毛症

猫は多くの原因で脱毛症になります。多病巣性、左右対称性、斑状、特異部位性などに分類されます。原因は、内分泌性、性ホルモン、神経脅迫、アレルギー性、甲状腺機能亢進、副腎皮質機能亢進、糖尿病、腫瘍随伴性、皮脂腺炎、真菌症、疥癬、アカラス、その他。

診断

病変の型、程度、炎症、フケ、紅班などを調べます。血液検査:副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモン、性ホルモンの検査。超音波検査:副腎の大きさを調べます。腫瘍の検査する。真菌培養、皮膚掻爬、細胞診、皮膚生検、除去食試験、皮内反応試験、ノミ駆除試験など。

治療

原因に則した治療を行なう。

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検索! 猫の為の豆知識:皮膚病

4、食物反応(猫の皮膚疾患)

食物中に含まれる物質によって起こる皮膚病です。即時型と遅延型があります。猫の皮膚疾患の約5%が食物反応による皮膚病です。アトピーの初発よりも食物反応の初発の方が一般的に早くでます。非季節性の痒みがあり、グルココルチコイドで痒みが十分に制御できません。

症状

嘔吐、下痢、鼓腸、腸蠕動亢進などがみられます。外耳炎、膿包、紅班、苔癬化、色素過剰などの症状があります。

診断

除去食試験

治療

アトピーの薬、抗生物質、抗真菌剤、ノミの駆除。

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5、猫のノミアレルギー性皮膚炎

ノミの唾液中にある抗原に対する過敏反応の皮膚炎です。6ヶ月齢以上の猫で発症します。

症状

尾部、腰部、背部、尾背部、大腿尾側面、下腹部などに赤い点状の皮膚炎ができて、脱毛します。

診断

病変の分布図、ノミ駆除での皮膚病の反応など。瓜実条虫の存在。ノミの糞は濡れティシュで拭うと赤く染まります。

治療

フロントライン、マイフリーガード、多くの製剤があります。人間がノミから刺されるときはフロントラインスプレーを部屋に適量散布してください。

検索! Pfizer  猫の病気 ノミアレルギー性皮膚炎

6、皮膚糸状菌症

真菌の種類は非病原性のものを含めると身近に100種類以上あります。猫の皮膚糸状菌症を引き起こす代表的な糸状菌はMicrosporum canisです。病原性糸状菌は、被毛、爪、皮膚の角化層に感染します。長毛の猫、アトピー体質、免疫抑制の猫、ステロイド投与、高温多湿の環境にいる猫、床下などで育った子猫、カビが生え易い肥料を撒く田んぼや花壇を散歩する猫。そういう猫は感染する機会が増えます。

症状

紅班、痒み、フケ、色素沈着。

診断

顕微鏡による大分生子の検出が確定診断です。真菌培養、ウッド灯検査など。

治療:プログラム、ケトコナゾール(ニゾラールなど)、ミコナゾール(フロリードなど)、クロトリマゾール、クロルヘキシジン、イソジン、ヨードチンキなど。猫舎、庭などに100倍希釈のハイターを散布します。あるいは、クロルヘキシジン液を散布します。

検索! カラーハンドブック 犬と猫の皮膚病 脱毛を特徴とする皮膚疾患 皮膚糸状菌症

検索! 獣医臨床皮膚科 ルフェヌロンの皮膚糸状菌症に対する治療効果 串田壽明 串田尚隆 嶋田義治 長谷川篤彦

7、耳ダニ症

Otodectes cynotisが外耳道などに寄生し、猫は耳の痒みを訴えます。

症状

赤茶色、黒い耳垢が外耳道に溜まります。頭部、頚部、尾部に皮膚病を起こすことがあります。

診断

耳ダニ、卵の検出。

治療

耳洗浄液、イベルメクチン、セラメクチンなど。但し、イベルメクチンは子猫には使用しない方がよい。

検索! 猫の病気 ライフnet  耳ダニ症(耳疥癬)はこんな病気!