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犬猫の問題行動

2009/11/23

犬猫の問題行動

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1、うるさく鳴く

近所迷惑を考えずにうるさく鳴きます。例えば、一昔前のスピッツ。今は、シェルティ、ダックスフンドなどの一部が無駄鳴きします。家の番をしているよい面もあるが、夜中などに鳴くと本当に迷惑します。

治療

犬猫を褒めると多少効果があります。ジアゼパム、三環系抗うつ剤などで治療します。声帯除去術を勧める獣医師は少数派です。犬が吠えると電気が走る首輪、臭いが出る首輪があります。水鉄砲で犬に嫌な思いをさせて鳴き行動を制御することもあります。但し、犬が家の番をしていることもあり、犬の鳴き行動に鈍感な飼い主もいます。

検索! ストップ! 無駄吠え

2、飛びつき、追いかけ

飛びつきは分離不安と関連しています。大きな犬が子供に急に飛びつくと子供は転倒するので危険です。追いかけは、犬に追いかけられた方は気分を害します。牧羊犬や狩猟犬は追いかけをする傾向が特にあります。日曜日、散歩に行くと、午後4時頃、出血性の胃腸炎を治して、命を救った犬が追いかけ、咬みつこうとします。バイクに乗って、犬を放し飼いで散歩ている飼主は「すみません。」と言うだけで、何も改善しようとしません。牛舎の番犬なので仕方がない性格ですが、この場合は、飼主の問題行動から矯正すべきです。

検索! パピークラブ 犬のしつけ 基礎

検索! ソフトクローについて

検索! オールペットTV interzoo 日々の暮らしに役立つ愛犬トレーニング 会員になってログインする必要があります。犬のしつけ、猫のしつけを学べます。

よい子犬を育てるコツ ~ 新しく子犬の飼い主になった方へできるアドバイス ~

入交眞巳(北里大学獣医学部動物資源科学科 動物行動研究室)

CLINICNOTE 2009年3月NO45pp63-65から要約。

子犬の大まかな発育段階(犬個々により大きさも成長速度も違う。)

生まれてから2週齢くらいまで・・「新生子期」 目も見えず、耳も聞こえない時期です。2週齢~3週齢くらいまで・・・・・・「移行期」 だんだん犬らしい動きができるようになる。3週齢~12週齢くらいまで・・・・・「社会化期」 6週齢くらいまで、主に犬に対する社会化。4週齢~5週齢くらいになると、だんだん取っ組み合いの喧嘩のような遊びをするようになります。遊びの最中に間違って子犬が相手を強く咬んでしまうと、咬まれた子犬は痛みのために遊びを即中断し、加害犬は強く咬むと遊べなくなることから、次からは咬む力をコントロールして、遊び続けられるように注意するようになります。こうして、子犬同士は遊びを通して喧嘩や遊びのルール、咬む力のコントロール法を学んでいきます。人間と子犬が遊ぶときも同様です。飼い主には、遊んでいる最中に子犬に強く咬まれたら、即遊びを中断して、子犬を無視することを勧めましょう。鼻面を叩いたり、指を口に入れてお仕置きするようなしつけ方はお勧めしません。子犬の社会化の中には、「恐怖期」という、何に恐怖を感じて気をつけなければならないかを学習する時期があり、子犬に体罰や痛みを与えるようなことをすると、飼い主と子犬の関係が、生涯にわたり壊れてしまう恐れがあります。子犬が目覚めたらすぐに積極的にトイレに連れて行き、トイレで排泄したらご褒美をあげながら褒めるようにしましょう。寝ている子犬が排泄を我慢できる時期は、「月齢プラス1時間」です。4ヶ月齢の子犬だったら、5時間しか我慢できません。早めにトイレに連れていくよう、飼い主に指導してください。また、遊んでいるときも頻繁にトイレに連れていくようにして、うまくできたら褒めます。これを根気よく繰り返すと上手にトイレを覚えていきます。失敗しても絶対に叱らないでください。飼い主の前で排泄してはいけないと覚えてしまうと大変です。食餌は、LAMSのパピー・プラスはドコサヘキサエン酸(DHA)を添加してあるので、子犬の学習能力を最大限に引き出せるという研究報告があります。離乳期は7週齢~9週齢です。母犬に牙を向けられるようになる。母犬の攻撃をかわす方法などを学習する。社会化期に全く人や外の環境と接さず、ずっと犬者にいた犬は、成犬になっても人に対する恐怖行動を見せます。ですので、怖がらない程度の小さな刺激から徐々に刺激を大きくして、ご褒美をあげながら少しずつ暴露するのが一番です。この時期に子犬の幼稚園や、子犬同士で遊べるパピーパーティに参加することは、「問題行動に対するワクチンを打つ」ことに値しますので、飼い主に勧めましょう。12週齢くらい~性成熟期まで・・「若年期」そして、社会成熟期まで・・・・・・・「成熟期」

検索! 宮崎市 犬・猫保護情報 健康管理部 保健衛生課

3、犬の脅迫障害

犬が、回転、旋回、尾追い、フェンス走り、自傷行為、幻覚、独り言、凝視、吠え続け、異嗜、攻撃行動などの異常な行動を取ります。中枢神経系の伝達物質機能の変化が原因です。自虐性の犬は、前肢や後肢の先端、尾などの毛を舐めて抜きます。舐性皮膚炎も脅迫性障害に含まれます。社会的成熟期(1才~2才齢)に起こります。

診断

神経科専門の獣医科で受診させる。

治療

運動量を増やす。クロミプラミンを投与する。治療は一生涯続く。治療を受けなければ状態は悪化する。断脚、断尾が必要な犬もいます。

検索! 札幌動物行動クリニック 脅迫性障害のお話

4、恐怖症、不安症

一度、強い恐怖や痛みを経験するとその記憶を一生忘れない犬がいます。爪切りの失敗、雷、花火の音の恐怖、いじめ、痛みの苦痛は、一生、トラウマとして犬の記憶に残ります。恐怖心はどの犬でも持っています。3ヶ月齢までに社会との関わりを持てなかった犬は恐怖心が強くなり、不安症になりやすい。飼い主の愛情不足、虐待なども犬に悪影響を及ぼします。身体的な痛みは不安を増強します。

診断

神経科専門の獣医科で受診させる。

治療

飼い主は犬に体罰を加えないこと。クロミプラミン、リリーフなどを投与する。雷雨注意報が出た日、花火大会前の30分前、クロミプラミンを経口投与する。結構、上手く制御できますます。バルビタール製剤を使うこともあります。専門医に相談してください。

検索! 犬の不安症にリリーフを使用することがあります。

検索! アイリスペットどっとコム 雷恐怖症について

検索! ハッピーLife百科 問題行動、しつけ>恐怖症

5、犬の攻撃行動

犬は頬に皺を寄せ、犬歯を見せて唸り、吠えたり、噛み付いたりする。1歳以上の犬は、縄張りを荒らされると攻撃行動を取ります。食餌中には、飼い主といえども犬の食器に気安く触らない方が賢明です。吠え、攻撃、認知障害などは犬の代表的な問題行動です。犬の攻撃行動は次の状況で増幅されます。①、社会的順位決め。②、縄張り争い。③、雄犬同士の喧嘩。雌犬同士の喧嘩。④、恐怖心による攻撃。⑤、家族を守るための攻撃。⑥、母性愛で子犬を守るための攻撃。⑦、痛み、欲求不満による攻撃。

診断

専門医に任せる。

治療

運動量を増やす。体罰はなるべく避ける。犬にヘッドハルターを装着する。犬の訓練所で矯正する。低蛋白食を与える。犬を厳重な囲いの中で飼う。犬の行動治療を本で学ぶ。クロミプラミン、トリプタノール、リリーフなどを投与する。但し、薬物だけに頼ることなく、行動変容の教育、訓練を行なう。去勢は3割ほどの効果しかない。あるいは、全く効果がない。人に危害を加える危険性の高い場合は安楽死もやむをえない。飼い主が犬猫から手を咬まれることは不快です。ましてや、他人を咬むと賠償問題に発展します。それで、専門家とよく相談してください。犬同士が咬み合いの喧嘩をしている際は、水をかけるか、捧で犬の喧嘩を止める。決して、犬たちを手で分けないこと。ほぼ、間違いなく咬まれます。

検索! Dr.石井のしつけ講座

6、食糞症、異嗜症

貧血、腸内寄生虫症、胃腸病、肝臓疾患、内分泌疾患(膵外分泌不全など)、神経疾患、飢餓などがあると、食糞症、異嗜症になることがあります。育児中の母犬は乳離れするまでの子犬の糞を食べます。それは母犬の正常な行動です。

診断

血液検査、膵臓、副腎、甲状腺などの検査、検便、腹部X線検査(異物、胃腸疾患を探す。)、胸部X線検査(巨大食道の鑑別)。超音波検査:異物の検査、門脈体循環シャントの際は小肝症がある。胃腸病専門の獣医科で内視鏡検査を受けさせる。

治療

駆虫剤。牛乳にオキシドール(2ml/kg)を混ぜて飲ませると異物を吐くときがある。クロミプラミンは有効です。

検索! ドッグウォーカー博士のスローライフ 変なものを食べちゃう~異嗜

検索! 獣医動物行動研究会

7、多食症

食物の摂取量が増えます。原因は、栄養素の欠乏、消化不良、代謝不良、内分泌疾患、代謝要求量の増加、心因性、薬物による多食など。

診断

血液検査:副腎皮質機能亢進、ステロイドの影響を検査する。血糖値、血漿蛋白などを検査する。X線検査。超音波検査:肝臓、副腎、腸管を検査する。

治療

1日平均カロリー必要量=30×体重(kg)+70キロカロリー。運動量を増やす。クロミプラミンを投与する。咬む玩具で遊ばせる。

検索! 愛犬のためにできること 糖尿病

8、認知障害症候群

ここ数年、10歳以上の老犬で認知障害症候群が増加した。15歳~20歳の犬は何がしかの症状がある。寿命が延びたことが主な原因だろう。リポフスチン、他の毒素が大脳に沈着すると血流量が減少し、神経伝達が抑制される。徘徊、夜鳴き、斜頚、排泄の失敗、活動量の減少、無目的な行動などの症状がある。

診断

血液検査。X線検査。超音波検査。専門の獣医科で、CT、MIR検査。

治療

高齢犬用の食餌。ニセルゴリン、クロミプラミン、バルビタール、リリーフなどを処方する。

検索! 犬の認知障害症候群にリリーフを使用することがあります。

検索! 参照 研究報告 K-リゾレシチン 医学博士 神津健一

検索! 犬の認知障害症候群とは? ペットクリニック・ドット・コム

検索! 認知障害ケア ペット介護士のしつけ講座

9、排泄の失敗

排泄の躾ができていないと、犬は、畳、絨毯、布団など、望ましくない場所で排泄します。マーキング、縄張り争いでも不適切な排泄をします。恐怖症、不安症、老齢性認知障害の犬も不適切な排泄をします。

診断

膀胱炎、尿石症、異所性尿管を鑑別する。

治療

マーキングを覚える前ならば、去勢が有効です。クロミプラミンを処方する。

検索! 花王 犬の何でも相談 排泄のしつけ

検索! 子犬の部屋 犬のしつけ方

10、破壊活動

破壊する対象物は、飼主の家財道具、犬自身の皮膚などです。ほんの数分間、車内に放置したシェルティが、飼主がいない間に車の内装を目茶苦茶に咬み破ったことがありました。犬は、飼主の関心を得るため、分離不安、雷恐怖症、縄張り争い、脅迫行動などによって破壊活動を行ないます。

診断

甲状腺異常、副腎皮質疾患を鑑別します。

治療

家財道具に、無毒で、犬が嫌うものを塗る。両面テープも有効です。

治療

クロミプラミン、リリーフ、バルビタールなどを処方する。

検索! Dr.石井のしつけ講座

検索! 犬の服従訓練(しつけ)と問題行動の予防