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食事療法食

2009/12/21

食事療法食

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食事療法食とは

食事療法食は、獣医科病院、動物病院、愛犬病院が犬猫を診察した後で処方します。市販の総合栄養食は犬猫の必要栄養素を含んでいます。食事療法食は、それぞれの病気の犬猫に適した成分を含んでいます。

療法食への切り替え方

従来のフードの割合を徐々に減らし、3日~1週間で療法食します。カツオブシ、煮干、チーズを混ぜて与えます。40℃の鶏肉、牛肉のスープを療法食にかけると食欲がでます。その際、プロナミドで食欲を増進させてもよい。

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体重別カロりー必要量(サウンダース小動物臨床マニュアルを修正して、引用。)

0.9kg(85kcal/日)、1.8kg(140kcal/日)、2.7kg(190kcal/日)、          3.6kg(225kcal/日)、4.5kg(260kcal/日)、5.4kg(290kcal/日)、        6.3kg(320kcal/日)、7.2kg(350kcal/日)、8.1kg(375kcal/日)、         9kg(400kcal/日)、13.5kg(520kcal/日)、18kg(640kcal/日)、           22.5kg(740kcal/日)、27kg(840kcal/日)、31.5kg(960kcal/日)、       36kg(1080kcal/日)。

犬種別適正体重

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肥満の療法食

肥満で起こりやすい病気:心臓疾患、呼吸器疾患、糖尿病、尿路結石、皮膚病、関節障害、繁殖障害など。麻酔事故の危険度が上昇します。

肥満の食事療法食:カロリーを減らした食事を与えます。栄養素のバランスを保ちます。減量サポート(ROYAL CANIN)は、高タンパクに作られ、コンドロイチン、グルコサミンを含んでいるので関節障害の予防、軽減ができます。嗜好性もよい。例えば、12kg以上の犬ならば、減量サポートで10kgの体重を簡単に維持できます。糖尿病の犬を減量させたいときは糖コントロールを処方します。食物アレルギーの犬を減量させたいときはセレクトプロテインライトを処方します。猫は、減量サポート(ROYAL CANIN)、糖コントロール、pHコントロールライトを処方します。ペットの体重を記録できるオンラインサービスは犬猫ダイエット研究所のスリムフィットがあります。

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糖尿病の療法食

膵臓のインシュリンの分泌不足、インシュリンの作用不全、細胞の糖吸収不全が原因で糖尿病になります。犬は、インシュリン依存型糖尿病が多いので、インシュリンの注射も必要になります。糖尿病の典型的症状は、糖の浸透圧性利尿、多食、体重減少、下痢、嘔吐、白内障など。

インシュリン依存型糖尿病は、インシュリン注射、糖コントロールで管理します。インシュリン非依存性糖尿病は、血糖値を下げる薬、糖コントロールで管理します。インシュリン注射が有効なこともあります。糖コントロールは、高タンパク、吸収速度の異なる低炭水化物、低脂肪、糖吸収をゆるやかにする食物繊維で作られています。満腹感サポートも糖尿病の療法食です。

皮膚疾患の療法食

犬は、約3週間で、古い皮膚が新しい皮膚に入れ替ります。様々な皮膚疾患があります。その中で、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーは療法食を処方することがあります。皮膚疾患の療法食は、七面鳥、鴨など、普段は食べられない原料で作られています。ビタミンA、ビタミンB、亜鉛、必須アミノ酸などが強化してあります。セレクトプロテイン、スキンサポート、付加価値を付けた低分子プロテインなどがあります。

胃腸疾患の療法食

消化・吸収不良、アレルギ反応による下痢に消化器サポートを処方します。嘔吐の際にも処方することがあります。消化器サポートは、脂肪の量が少なく、消化性のよい原材料で作られています。セレクトプロテイン、低分子プロテインも胃腸疾患に有効な療法食です。下痢にはマンテンケフィールが有効です。

肝臓疾患の療法食

栄養の偏った食事を与え続けると肝臓が悪くなります。大袋のドッグフードは必須アミノ酸が分解するので、そのうちに肝臓を傷めます。それで、ドッグフードを買う際は、中袋程度の商品の購入をお勧めします。肝臓が悪くなると、体重減少、元気消失、黄疸、食欲減退、食欲不振、嘔吐、多飲、多尿の症状を呈します。肝臓サポートは、消化のよいタンパク質に、ビタミンC,ビタミンE,L-カルニチン、亜鉛が強化してあります。マンテンケフィールは必須アミノ酸を補う健康食品です。肝臓のために必須アミノ酸の補給、マンテンケフィールが有効です。

腎臓疾患の療法食

破壊されたネフロンの機能は回復しません。健全なネフロンが代償性の仕事をします。特に猫は、15歳を境に慢性腎不全が増えます。腎臓サポートは、腎臓に負担をかけるリンPを減らしています。糸球体の健康維持のためにL-アルギニン、オメガ3系脂肪酸を増強してあります。タンパク質を制限してある療法食もあります。

下部尿路疾患・尿路結石の療法食

尿路結石の種類によっては療法食で治せます。下部尿路疾患は療法食で改善します。pHコントロールは、pHを酸性にして、ストルバイト結石が出来にくくします。マグネシウムを制限してあるので、リン酸アンモニウムマグネシウム結晶が出来にくくなります。肥満予防にも役立つ製品もあります。

心臓疾患の療法食

僧房弁閉鎖不全などは老齢犬に多い心臓疾患です。心臓疾患の療法食、心臓サポートは、心筋に必要な栄養素、カルニチン、タウリンを強化してあります。ナトリウムNa量を制限し、腎臓の負担を減らすためにリンP量を制限しています。その一方、抗活性酸素物質のビタミンE、また、タウリンを増強してあります。

関節疾患の療法食

中・高齢犬は関節炎を起こし易くなります。関節疾患の療法食、関節サポートは、コンドロイチン、グルコサミン、抗活性酸素物質アンチオキシダントを増強してあります。カロリーは制限してあります。